こんにちは!なかなりです。
あなたはブログのカスタマイズをしていますか?
ワードプレスのカスタマイズ方法を検索すると「テーマのfunctions.phpに記述してください」と紹介された記事を見かけますが、長くブログを運用する場合はお勧めできません。
テーマのfunctions.phpでカスタマイズする問題点
テーマのfunctions.phpでカスタマイズした場合、大きく次の問題があります。
- テーマのアップデートでカスタマイズ内容が初期化されてしまう
- カスタマイズ内容を違うテーマに反映できない
テーマのアップデート対策は「子テーマ」の仕組みで回避できますが、それでも「違うテーマにカスタマイズ内容が反映されない」という問題は回避できません。
同じテーマを更新せずに使い続ける場合はテーマのfunctions.phpでカスタマイズするのも良いですが、ブログを長く運営しているとテーマのバージョンが1.0から1.1や2.0と上がったり、デザインの良いテーマに変更したくなるものです。
そんな時にテーマのfunctions.phpでカスタマイズしていると、もう一度カスタマイズをやり直さなければならなくなってしまいます。
自作プラグインでカスタマイズ
そこでお勧めしたいのが自分でプラグインを作ってカスタマイズする方法です。
プラグインはテーマと独立しているので、テーマを変更してもカスタマイズ内容が維持されます。
また、プラグインと聞くと上級者向けというイメージが浮かびますが、実際は数行書くだけでプラグインは作成できます。
プラグインを置くフォルダ名やファイル名も自由なので、好きなように作ることができます。
プラグインの作成方法
プラグインの作り方を動画にまとめたのでご覧ください。
この動画のワードプレスは5.3.2ですが4系(4.8や4.9など)でも同様の方法でプラグインを作ることができます。
動画中で貼り付けたコードも記載しますので、コピーアンドペーストで使ってください。
<?php
/*
Plugin Name: 独自カスタマイズ
Description: カスタマイズ内容をプラグイン化することで、テーマファイル依存のカスタマイズを避けることができます。
*/
add_action('init', 'nn_works_register_post_type');
function nn_works_register_post_type()
{
// ワードプレスに「お知らせ」用のカスタム投稿タイプを追加
register_post_type('news', [
'label' => 'お知らせ',
'public' => true,
'has_archive' => true,
'supports' => [
'title',
'editor',
],
]);
}
まとめ
プラグインは簡単に作れる、ということが伝わったでしょうか?
functions.phpに記述してできることはプラグインで記述しても同じようにできるので、これからはプラグインでカスタマイズすることをお勧めします。
これでテーマの更新や他のテーマへの変更も怖くありませんね。
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